「適量」と聞くと、なんだか少しかしこまった響きがあります。けれど適酒が大切にしているのは、誰かに決められた数字に合わせることではありません。自分にとっての「ちょうどいい」を、自分で見つけていくことです。
「適量」は、ひとつではない
体格や体質、その日の体調によって、心地よく飲める量は変わります。同じ一杯でも、軽やかに感じる日もあれば、少し重く感じる日もある。だからこそ、ひとつの正解を追いかけるより、自分の幅を知っておくほうが、ずっと役に立ちます。
一般的な目安として、「純アルコール量」という考え方があります。これは、お酒の量(ml)× アルコール度数 × 0.8 で計算できる、お酒に含まれる純粋なアルコールの重さ(グラム)のことです。
一般論として、節度ある適度な飲酒は「1日あたり純アルコールで約20g程度」とされることが多い、という情報があります。ただしこれはあくまで目安で、適量には個人差があります。
数字は「責めるため」ではなく「気づくため」
数字を知ると、つい「多い/少ない」で自分を採点したくなります。でも、数字の本当の役割は、自分のパターンに気づくことです。
- 「飲みすぎたな」と思った日は、どんな日だったか
- 逆に、心地よく終われた日は、どんな飲み方だったか
こうした気づきが積み重なると、「自分はこれくらいがちょうどいい」という感覚が、少しずつ輪郭をもってきます。
まずは「知る」ことから
最初から完璧に管理しようとすると、たいてい続きません。まずは、なんとなくでいいので自分がどれくらい飲んでいるかを知ること。それだけで、お酒との付き合い方は静かに変わりはじめます。
適酒トラッカーは、その「なんとなく知る」を、できるだけ手間なく続けられるように設計しています。気負わず、まずは一歩から。